記号商標

  • HOME>
  • 記号商標

記号商標とは?

記号商標とは?

記号商標とは、文字や図形ではなく、記号や符号を用いて構成される商標のことを指します。具体的には、のれん記号、仮名文字やアルファベット文字を輪郭で囲んだもの、文字を図案化して組み合わせた記号などが該当します。これらの記号は、企業やブランドを象徴する重要な視覚的要素となります。

記号商標の具体例

有名な記号商標の例として以下のようなものがあります。

アサヒ飲料株式会社の「三つの矢」

アサヒ飲料株式会社の「三つの矢」
引用先:https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/TR/JP-1936-012675/40/ja

ミツカンのロゴマーク

ミツカンのロゴマーク
引用先:https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/TR/JP-1972-070561/40/ja

記号商標と文字商標との違い

記号商標は主に視覚的な印象で認識されるのに対して、文字商標は読み方(称呼)や意味(観念)で認識されることが多いという点が大きな違いです。記号商標は、文字を含まない純粋な記号や、文字を高度にデザイン化したものを指し、文字商標は文字そのものを保護対象とします。

記号商標の必要性

記号商標は、言語や文化の壁を越えて認識されやすく、グローバルなブランド展開に適しています。また視覚的なインパクトが強いため、消費者の記憶に残りやすいという特徴があります。これらの特性から、企業のアイデンティティを効果的に表現し、ブランド価値を高める上で重要な役割を果たします。

記号商標を取得するメリット

記号商標を取得することで、以下のようなメリットがあります。

視覚的な独自性の保護

競合他社との差別化をはかれます。

幅広い用途での使用

様々な媒体や商品に適用しやすいです。

ブランド価値の向上

記号の認知度が上がることで、企業イメージの向上に繋がります。

模倣の抑止

登録により、類似の記号の使用を防ぐことができます。

記号商標を取得する際のポイント

記号商標を取得する際は、以下の点に注意が必要です。記号商標は、企業やブランドのアイデンティティを視覚的に表現する強力なツールです。適切に設計し、登録することで、ブランド価値の向上と保護に大きく貢献します。

独自性の確保

他社の既存の記号商標と類似していないか確認しましょう。

シンプルかつ印象に残る

複雑すぎる記号は避け、印象に残りやすいデザインを心がけましょう。

汎用性

様々な媒体や大きさで使用できるデザインにしましょう。

将来性

長期的に使用できるデザインを選びましょう。

記号商標の登録は奈良特許事務所へ

記号商標の登録は奈良特許事務所へ

あなたのビジネスを象徴する記号商標、その価値を最大限に引き出し、適切に保護するために、大阪市・天満橋の奈良特許事務所が専門的なサポートを提供いたします。「自社のロゴを商標登録したい」とお考えの際は、まずは一度、当事務所へご相談ください。初回の相談を無料で承っております。あなたのブランドの未来を守るために、ぜひ奈良特許事務所へご連絡ください。

お電話

06-6949-8281

お問い
合わせ

無料相談